野良猫の糞を触ることの危険性について
野良猫の100%が、何らかの病気を持っていると言われています。
その中には、人間に感染する病気もあります。
例えば、野良猫の糞便から人間に感染する病気としては、ネコ回虫症というのがあります。
ネコ回虫は、ネコの小腸に寄生し、その卵は糞に混ざって排泄されます。
排泄された卵は、幼虫を持った卵(成熟卵)になり、地面や水たまりに生存していきます。
その成熟卵を他のネコが舐めたりすると、そのネコもネコ回虫に感染します。
また、成熟卵を口にしたネズミや鳥を補食することでも感染します。
人間にどうやって感染するの?
回虫症に感染しているネコが排泄した糞を触り、よく手を洗わないまま手が口に触れることで感染する可能性があります。また、地面や水たまりに成熟卵が存在する可能性があるのですから、ガーデニングを素手でおこなったりすることで口から感染することもあります。
幼児などは特に注意が必要です。
人間に感染したらどうなる?
ネコに回虫が入り込んだ場合、通常、小腸から体内を移動して小腸に戻り卵を産みます。しかし、人間の小腸は本来のすみかではないので、小腸に戻ってきません。
体内のどこかで行き詰まってしまいます。
健康な成人の場合、問題はないと言われています。
しかし、幼児や高齢者、免疫力が落ちている状態だと、アレルギー反応が出たり、眼、呼吸器などに障害が起こったという報告があります。
野良猫が排泄した糞やその周辺の土壌は素手で触らないようにしましょう。
自宅の敷地内に野良猫を進入させないことが一番の対策ですね。
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